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お知らせ
保護者ラボ(ほごらぼ)サイトをリリースしました(学びリンク・椎名ストレスケア研究所)
2024年04月11日
学びリンクおよび椎名ストレスケア研究所は、不登校の中高生とその保護者を支援するための新しいオンラインプラットフォーム「保護者ラボ(ほごらぼ)」をこのほどリリースしました。
「保護者ラボ」は、不登校で悩む中高生とその家族に焦点を当てた情報提供とオンラインサポートを目的としており、専門家によるアドバイス、教育機関の情報、同じ悩みを持つ仲間との交流の場を提供します。
不登校の課題に対して情報交換、メンタルケアをはじめとした活動をオンラインで行っています。
・オンライン上で活動しているのでどの地域の方もご参加いただけます。
・保護者同士の交流が活発なので他の保護者とつながることもできます。
・過去に保護者、専門家がディスカッションした記事や動画が数100ページ掲載されています。
◆保護者ラボ(ほごらぼ)とは
2021年7月より活動を開始したオンライン上での保護者会です。
通信制高校・サポート校合同相談会(仙台、水戸、宇都宮、高崎、千葉、柏、大宮、都内、横浜、静岡、名古屋、大阪、京都、神戸、広島、福岡、熊本、沖縄で開催)を主催している学びリンク株式会社のカウンセリング室が運営しています。2024年4月現在、約1,600人の保護者が参加しています。主な活動内容は「情報交換」「体験談のシェア」「専門家を交えた勉強会」です。
◆保護者ラボ(ほごらぼ)のコンセプト
・保護者がひとりで闘わない
・頑張ってきた保護者が安心できる場にする
・学校復帰の前にお子さんの回復
「ひとりで頑張ってきた」「理解されないことが多くて落ち込んでしまった」「学校に戻そうと固執しすぎて余計にもめてしまった」という声がとても多いことから保護者ラボ(ほごらぼ)では上記のコンセプトを大事にしています。
◆保護者ラボ(ほごらぼ)の特徴
・オンラインの保護者会ですので全国どこからでもご参加いただけます。
・参加される保護者の不安な気持ちに配慮して「匿名」「無料」「閲覧だけでも可」となっています。
・参加されている方のお子さんは小学生、中学生、フリースクール、通信制高校、大学専門学校などに通っていたり、現在所属がないという方もいらっしゃいます。
・保護者同士のイベント、子どもたちが中心のイベントなども開催しています。
不登校が前提のコミュニティなので「通信制高校選び」「勉強の取り組み方」「夫婦親族の問題」「発達障害」など知りたい情報にすぐにアクセスできます。 また保護者の視点で作られていますので実例が多く、多くの保護者が積極的に情報発信をしているのも特徴の一つです。コミュニティに投稿すればすぐに反応を得ることができます。
◆保護者ラボ(ほごらぼ)の参加者
・小学生から大学生、およびその年齢で所属がない方の保護者が対象です。
・不登校を中心として、発達障害、起立性調節障害、依存症などで悩むご家庭も参加しています。
・安心した場にするために営業、リサーチなどの目的で参加することを禁止しています。
◆中高生の本音カード
保護者ラボ(ほごらぼ)では中高生から本音を聞く活動をしています。
親子の関係ではなかなか聞くことができないメッセージをカードに書かれた文字を読むことで知り「我が子もそうなのかもしれない」というヒントにしています。
本音カードの例
◆書籍『不登校・ひきこもりから抜け出す7つのステップ』(発行 学びリンク)
https://manabilink.co.jp/publication/detail_21.html
この書籍を使用して勉強会を開催することがあります。
1)部屋から出てこない段階
2)リビングには出てこられる段階
3)家の中を満喫できる段階
4)感情について会話できる段階
5)家の外に意識が向く段階
6)外出ができるようになる段階
7)学校に向かう段階
勉強会は保護者中心です。段階(ステップ)でわかれているので似た状態の人と情報交換をしたり、次のステップにいる人の体験談を聞いたりすることができます。それによって、焦って一気に解決するのではなく、スムーズに学校に向かえるようにしていきます。
◆サイトの利用方法
保護者ラボ(ほごらぼ)へのアクセスは無料で、2024年4月1日から利用開始です。興味のある中高生とその保護者は http://hogo-labo.com/ にアクセスして登録することで、すぐにご活用いただけます。