出版

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クロネコを撃ち殺したくなったら

「10代は人生で一番辛い」 そう話す詩人・伊東友香が自身の思春期を振り返り、高校生と交流し、生み出した 弱った心にひびく詩集。

本書の内容

本書を彩る絵画は芸術を学べる通信制高校 北海道芸術高等学校の生徒たちが描きます。

『どの星の下』

幸せな星の下に生まれたの?
不幸な星の下に生まれたの?

お引越ししましょうか
自分の好きな星の下へ・・

『君と僕』

君を見つけた
ひとりぼっちで
よかったね

*********************
〜作者からのメッセージ〜
詩人・伊東 友香

子供であることは大人であることより、
よほど辛い。
好きで生れてきたわけじゃない子供たちへ。
まずは手に取ってひらいて下さい。
もうひとりのあなたが助けを求めています。

著者プロフィール

詩の創作・朗読と文筆活動を軸に「ことばの力で、こころの振れ幅を 表現する」ことに取り組み続けている。
「にほんご」とその背景にある「こころ」の奥深い魅力を探るテレビ番組ホスト、
音楽と聴き手のストーリーにスポットをあてたラジオ番組パーソナリティ、
音楽アー ティストへの詞・詩の提供、繊細な生演奏とのコラボレーションで
聴き手の想像力を掻き立てるポエトリーリーディングのライブ…。
ジャンルやフィールドはさまざまだが、やっていることは同じ。
彼女オリジナルの視点で「ことば」と「こころ」にこだわり「表現」し続けるという意味で、
どれも伊東友香の顔である。
安易に「癒さない」。
ときに、一番の「患部」をえぐるような豪速球で、本当の自分に向き合うキッカケを提供する。
そんな彼女の作風に世代を超えて共感する人が増えている。

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