出版

PUBLICATION

出版

不登校生が自然な笑顔をとりもどすとき 〜「学級復帰」への処方箋宝箱〜

「不登校の子どもたちを学級に戻す」 教師人生最後に行った<不登校支援>の記録。

本書の内容

赴任した中学校で<不登校支援>の仕事を任命された著者。それは主に別室登校を続ける子どもたちの「学級復帰」の支援だった――。

“形”通りの支援では、子どもたちの自然な笑顔、自立、学級復帰を手助けすることはできません。本書で著者は、常に子どもたち“人”に寄り添い、具体的な手立てや方法論、発想で支援を行っています。それは、「なぜ不登校になったのか」という一人ひとりの事情や背景を探った<診断>に基づき、正しい<処方箋>を出すことでした。

本書では、登場する子どもたちが抱えていた学力不振・イジメ・親の偏愛・家庭事情などの事例が詳細に綴られています。その中には、行政や学校が進める“形”通りの方法に葛藤する著者の姿や、誤った処方箋で混乱を招く場面も。そこで著者がとった支援とは。

長年、「問題を予想し、仮説を立て、討論、実験による検証」を行う仮説実験授業で、<たのしい授業>を実践してきた著者が独自の視点で行った不登校支援。本書はその使える手立てや方法論がたくさん詰まった宝箱です。

著者プロフィール

1947年生まれ。大学卒業後、小学校に勤務。
1986年から中学校に赴任し、美術と社会を担当した。
1974年に「仮説実験授業」と出会い、現在も仮説実験授業研究会会員として実践を続ける。
1978年、松本キミ子さんとの出会いから、「キミコ方式」による絵画教育の実践も始める。
中学校教諭を定年退職後、2007年より茨城県久慈郡大子町でルネサンス高等学校の講師
として勤務。現在は同校副校長を務めている。
著書に、松本キミ子さんとの共著『絵のかけない子は私の教師』(仮説社)、
『三原色の絵の具箱』(全3巻、ほるぷ出版)、
板倉聖宣さん共著、犬塚清和さん編『理科オンチ教師が輝く科学の授業』(仮説社)がある。

Management site

学びリンク運営サイト

生徒さん・保護者さん向け

通信制高校えらび応援サイト

小中学生対象!居場所探し応援サイト

新刊案内
通信制高校合同相談会
お問い合わせ